私のうつ病克服体験談を記載します。全ての方が私の方法で克服できるとは言えませんが、私の体験が何人かの方にとって参考になれば幸いです。はじめに「うつ病を克服する」と気構えない方が良いと思います。気構えて頑張っても治る速度が速くなるとは思えません。むしろ気楽に過ごす方が治りは速いのではないかと思います。
そうは言っても気楽に過ごすって難しいですよね。私自身も当時を思い出すと気楽に過ごせていませんでした。焦ってはぶり返しの繰り返しでした。只ある時を境に気楽に過ごそう。とある意味覚悟をもって気楽に過ごす事を決めました。そこからは順調に回復していった様に思います。なのでうつ病真っ只中の方はゆっくりで良いので「気楽に過ごそう」「気楽に過ごす事が悪い事ではない」と思って欲しいです。
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うつ病克服する為に行った事
このブログではなんども記載していますが、まずはゆっくり寝て過ごします。寝て過ごしている内に多少は動けるようになっていき次第に行動したいといった気持ちが生まれてきます。行動したい気持ちが生まれてきたら散歩をはじめて下さい。最初は少しの距離で良いので好きな場所にいったり堤防などが近くにあればそこを散歩する事も良いと思います。散歩の効果って凄いもので継続しておこなうと精神面が安定していきます。とある学者によると有酸素運動は抗うつ薬並みに効果があると言われているくらい精神面と健康面に良い影響をもたらします。
散歩を継続すると「もう社会復帰しても大丈夫」といった気持ちが生まれてきます。ここで焦って活発に活動するとぶり返す危険性があるのでこの状態になったとしても1カ月位は様子を見た方が良いかも知れません。私の場合はこの辺りで焦って就職活動を行いすぎてダウンを繰り返していたのでこの辺りは慎重に行動する事を心掛けて欲しいと思います。
散歩をし精神面でも安定してきたら
散歩を行い精神面でもだいぶ安定してきたなと感じればゆっくり社会復帰活動を行うと良いと思います。私はカウンセリングの先生や精神科の先生と話していた時「うつ病完治後どの様な仕事に就けばよいですか?」と質問した事があります。先生たちが言うには「多忙すぎない仕事」というのですがそれって仕事を行うまで解らないですよね。で何回か質問を繰り返していく内に元うつ病の人は以前働いていた職場に復帰する方が多いという事を知りました。
これは人により以前の職場に戻って復帰出来る人もいれば難しい人もいると思います。なので私は以前の仕事と同業種の仕事を行い社会復帰する事が良いのではないかと思っています。
これには理由があって、私は現在前職と全く違う業種で社会復帰出来ているのですが、これってエネルギーが凄くいるし私の場合上手く行った(型にはまった)ので良かったのですが、業種を変えるとしんどいです。またぶり返してしまう可能性があります。なので社会復帰をスタートさせる仕事は同業種で欲を言えば負荷のかからない程度に働けるところが理想的かなって思います。社会復帰に不安のある方は市が運営しているリワークなどを利用すると良いと思います。同じ体験をした方達と社会復帰に向けて活動する施設です。詳しくはリワークで検索してみて下さい。
鬱克服の為の小技
ここまででお伝えした内容は歩け、焦るな、気楽に、といった内容なのでがっかりする方もいるのではないかと思った為うつ克服小技集を記載します。ただ歩け、焦るな、気楽には非常に重要で私の場合はこの3つを行う事で大きく回復に向かったので出来るだけこの3つは行って頂きたいと思っています。ではうつ克服小技集です。
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1、バナナジュースと日光浴
朝起きたらバナナジュースを作って日光浴をしながら飲んで下さい。うつ病の原因はセロトニン不足と言われています。【実際にはまだ解明されていないみたいですが】もし鬱の原因がセロトニンの不足であればバナナジュースと日光浴はうつ克服に効果的です。バナナジュースにはセロトニンの素となるトリプトファンとビタミンB6が豊富に含まれており日光浴をする事でセロトニンの分泌が促進されます。よってセロトニンが基準値に戻る事で鬱克服にいたる可能性があります。
またバナナジュースには整腸効果も期待出来ます。昔から感情を腹に例える事が多いと思います。腹が立つ、はらわたが煮えくり返る、等の言葉がある様に感情とお腹は繋がっているのだと思います。よってお腹の調子を整える事で心も体も健康になる可能性が高いと思います。実際に鬱病は腸を整えると治るという人もいるくらいです。
2、マインドフルネス
マインドフルネスの記事はコチラに記載している為割愛しますが、瞑想の様なものです。マインドフルネスを行う事で「鬱を克服した」「アルコール中毒から立ち直った」など様々な声を聞いています。また海外でマインドフルネスは注目度が高く某企業のメンタルケアにも使われているみたいです。私自身もマインドフルネスは行っていた為、マインドフルネスは効果の高い方法だと実感しています。只私は瞑想する事が苦手なので【すぐ想像してしまう】為無になる事が難しく途中で挫折しました。ただ半年くらいは続けておりマインドフルネスを始めてから3ヵ月後くらいには精神面での変化は実感しました。私は現在行っていませんが、マインドフルネスは鬱克服には良い治療方法なので是非試してみて下さい。
3、炭酸泉
これは個人的な意見なのですが、炭酸泉は効果あると思うんですよね。私はスーパー銭湯が好きでよく炭酸泉に浸かるのですが、うつ症状が無い(軽い)時によく通っていました。炭酸泉に入った後は気持ちがリラックスし精神的にも安定していました。炭酸泉には血行促進を促し、肌を引き締め、リラックスが期待できると言われています。ドイツでは健康保険の適応が効くほど医療業界でも注目されているみたいです。この炭酸泉に浸かった後の何日と使ってない日の何日後かを分析すると明らかに浸かった日の何日後の方が精神的に安定した日々を過ごせたんですね。なので試してみる価値はあると思います。
4、自然と遊ぶ
近くに川や山があれば散策する事も良いと思います。自然と触れ合う事でマイナスイオンを沢山浴びリラックスもできます。私も回復期にはよく川に1人で遊びに行きましたが、リラックス出来ますし。体を動かす事になり汗をかく事になる為デトックス効果が期待出来ます。うつになると体は動かせません。動かさない時期の方が多いですよね。なので色々な毒素がたまっていると思うんですよ。よって回復期には川などへ行き体を動かし汗をかく事で溜まっていた毒素がなくなりスッキリした気持ちになると思います。
最後に
うつ病になっても克服できます。私もうつ病中は「一生このままだ」と悲観的になっていましたが、今はそんな気持ちも一切なく日々を楽しめています。うつを克服すると不思議なものでうつ病中の辛かった気持ちや闘病生活を忘れてしまうものです。「あの時どうしてたっけ・・・」といった様に不思議なくらい余り覚えていません。必死に思い出してブログを書いている状態です(笑)皆さんもその様な日々が来るよう心から願っているので上記で述べた事を行っていなければ少しだけでも良いので試して頂ければ嬉しいです。うつ病中は思えないのですが、完治後楽しい人生が待っているのは事実です。新しく友達ができたり新しい技術を学ぶ日々をワクワクしながら過ごしています。うつになっていなければ新しく友達が出来てもワクワクしなかったでしょうね。闘病生活を送ったからこそ小さな事に嬉しくなったりワクワクするのだと思います。大丈夫!
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